近年の働き方の変化によって、出社前提だった人の中でも在宅勤務を中心とする働き方を推奨する企業が増えてきました。
打ち合わせやセミナーもオンライン中心に行われ、今後も業界によっては在宅勤務前提の働き方になると思います。
僕は新型コロナウイルスが流行して間もない頃から在宅勤務になりました。
在宅勤務を約3年経験した立場で、在宅勤務のメリット・デメリットを紹介します。
在宅勤務の仕事に興味がある方は参考にしてみてください。
在宅勤務のメリット
自由に使える時間が増える
在宅勤務になって最も変わった点は使える時間が増えたことです。
通勤時間が長い人ほど違いは大きくなります。
僕が通勤していた頃は通勤時間が約1時間40分程度とかなり長かったです。
通勤時間が無くなったことで、勉強や娯楽、睡眠など様々なことに時間を使えるようになりました。
通勤時のストレスがなくなる
通勤時に電車に乗る必要がなくなりました。
僕の場合は通勤ラッシュ時よりも後に電車に乗っていたので、もともと大きなストレスがあったわけではないです。
ただ、家・会社から最寄り駅までの長い徒歩や、電車内で長い時間たっている必要がなくなったのはかなり大きかったですね。
自分好みの環境で作業できる
会社ではあらかじめ決められた環境で作業する人がほとんどだと思います。
在宅勤務になると、椅子や机、モニターをはじめ、マウスやキーボードなども自分の好きなようにカスタマイズすることができました。
一日の大半を同じ環境で過ごすので、好きなものを使うことができるのはその分ストレスが減り、モチベーションの低下も防げると思います。
無駄な出費が減る
僕の場合、通勤していた頃は昼休みにコンビニでおにぎり等を買うか外のランチに食べに行くことが多かったです。
仕事終わりも時々コンビニによって買い物をしていました。
在宅勤務になると時間に余裕ができるので、昼食は自分で簡単に作ったものを食べるようになりました。
仕事終わりのコンビニも当然在宅勤務だと家から出てコンビニに向かうことになるので、かなり行くことは減りました。
在宅勤務のデメリット
コミュニケーションの機会が減る
在宅勤務の場合、多くの会社でチャットやメール中心のコミュニケーションになると思います。
仕事に関係ない雑談の機会は意識して行わない限り大きく減ります。
その結果仕事で関わりの少ない人とはまず面と向かって話すことはまずないので、新しい交友関係は増えにくいです。
意識しないと成長しにくい
意識して新しい人と交流しない限り繋がりは増えません。
特にまだ就職したばかりの人や転職したばかりの人の場合、業務に慣れていないことが多いと思います。
業務を一通り理解していない状態の人の場合、わからないことに直面することが多いと思います。
対面だと気軽に話しかけられても、在宅勤務だと毎回文字にして聞く必要があるため、人によっては聞きにくくなります。
また、ふとした時の新しい人との交流の機会もなくなるため、偶然仲良くなれた人から学ぶ場面も作りにくくなります。
意識しないと集中できない
多くの人はオフィスよりも家のほうが集中力が下がると思います。
- 周囲の目がない
- 生活している環境と同じ
人の行動は環境に大きく左右されるので、多かれ少なか
運動不足になる
通勤の手間がなくなった分、歩く時間や電車内で立っている時間が無くなります。
その分運動不足になるので、自分で意識的に運動する習慣を付けないと心身に悪影響が出ます。
僕は在宅勤務になってから筋トレに真面目に取り組むようにしました。
在宅勤務をどう生かすかは自分次第
在宅勤務は本人がどう利用するかで大きく変わります。
気を付けないと堕落する可能性もあるので、在宅勤務で働きたい人はどう活用するかを考えてみましょう。
今の仕事が出社しないとできない仕事であれば、IT業界に転職するのもいいと思います。
IT業界では、エンジニア以外にもマーケターや営業、経理などでも在宅勤務可能な会社もあるので、一度探してみることをお勧めします。